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8.賢さ 「賢い」と思う人の割合は、年齢とともに増加傾向にある。 周囲の変化だろうか、自分の変化だろうか。 しかし、馬鹿っぽいやつの割合は、依然として変わらない。 勉強をしても賢くならないかもしれないが、賢い人は、きっと勉強ができる人だ。 賢くなくて良かった。そのほうが、周囲から学べることが多い。 (でも、さすがにもっと賢いほうが良かった) 賢さを測る物差しはひとつではない。 各々の賢さに相関関係はあるけれど、誰でも、凄く賢い瞬間があるはずだ。 9.自分 何をしても離れられないのが自分だ。これほど当たり前で特別な存在は、他にない。 自分に魅力がないのは当然だ。自分にあるものに、魅力を感じるはずがない。 一人称の歴史を辿ると、『僕』→『俺』→『僕と俺の併用』だ。 多分、相手を意識し始めたときから、使い分け始めたのだと思う。 誰でも複数の性格をもっているけれど、自分だけだと少し寂しい。 だから、他人といるのと楽しいのだろう。 デフォルトの自分がおとなしい日は、良くも悪くも、予測できない何かが起こる。 そんな何かをデフォルトに採り入れてみようか、というのがこの日記なのかも。 10.バランス まったく同じ力が働いて、はじめて釣り合う。 このように、均衡とは、安定どころか非常に危ういものである。 あまり問題を棚上げにしていると、棚が重みで倒れかねない。 常に失う危機にあるからこそ、輝きを放つものがある。大事なものなのに。困ったものだ。 もしかして、恋人ってそんな感覚なのだろうか。他に、生命とか。 直立ほど疲れるものはない。 均衡は危ういからこそ、それを維持できる者は、どちらにでも瞬時に傾くことができる。 11.返答 「今何時だと思ってるんだ!」 「それが分かってるから、そんなに怒ってるんじゃないの?」 「どうしてそんなに不真面目なんだ」 「僕、いつも真面目に遊んでるんだけど」 「みんなの募金でトキが保護されたんだって」 「へえ、アフリカの難民はトキ以下ってわけだ」 「お子様の手の届かない場所に置いてください」 「背中に貼ったら駄目?」 前へ 次へ |